1月26日 農業経営部会1月例会

今朝の帯広の最低気温はついにマイナス20度を割り22度まで行きました。今冬一番の冷え込みです。最近、発表された長期予報によると2月も気温の低い日が多いとのことで今年の冬は近年の中では厳しい寒さになっているのではないでしょうか。

久しぶりに農業経営部会の例会報告をします。
昨年、私は清水地区会の例会で一度お話を伺って是非、農業経営部会でもと、考えていた畜産・飼料調査所「御影庵」を主宰されている阿部亮先生をお招きし講演を頂きました。

阿部先生は清水町の生まれで農水省畜産試験場、北海道農業試験場で家畜栄養学、飼料学の研究に従事され後の10年間は日本大学生物資源科学部の教授として教べんも取られました。
また、その間には、農業資材審議会飼料安全性部会長、農水者飼料問題懇談会座長、食料・農業農村政策審議会畜産部会委員、遺伝子組み換え委員会委員長、飼料自給率向上戦略会議委員など、多数の公職に着かれ国の畜産・飼料問題に関する政策や技術開発に関わる仕事を努められました。
今回の例会では食糧供給の安全保障問題に始まり戦後の農村社会の変遷、最近、農業者誰しもが関心を寄せるTPP問題まで幅広い見識を元に中身の濃いお話を数多く頂きました。

例会終了後は、阿部先生を囲んで懇親の場も設け、我々の考えや疑問について深く意見交換をさせていただき今後とも農経部会に有用な情報提供の約束も頂きました。

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