10月25日 あるようで無い農業生産現場の労務管理

またまた久しぶりのブログ書き込みになりました。収穫作業が忙しくなるこの季節、農業生産現場では痛ましい事故が今年も発生しています。先日はデントコーンをバンカーサイロに詰め込む作業中に一人が亡くなっています。原因はまだはっきりと特定されていないようですが有毒なガスが原因と見られているようです。大型の収穫機械を使う畑作農業でも作業機械への巻き込みなどで、ほぼ毎年死者が出ています。

と言うことで、昨夜は農業経営部会の10月例会、帯広労働基準監督署の徳本監督課長を講師に「農業者が知っておきたい労務管理と安全衛生について」のテーマで講演を頂きました。

徳本課長は冒頭、全国的に労働災害での死亡事故が減少する中、帯広監督署管内特に農業生産現場での事故の増加を指摘し、建設機械並みの大型機械の利用や法的規制の無い農業機械の使用がその原因と述べました。

また経営規模の大型化や、それに伴う労働力導入による賃金や労務管理などの労働衛生問題に関しても、家族労働(同居の親族)を前提とした農業には法律すら想定外であるとの話には驚きました。

農業生産現場を回っていると、些細なことでの怪我や、事故などは日常茶飯事ですが、法人化やそれに伴う外部雇用の導入など当たり前的になってきている十勝の大規模農業ですが、事故はいつどこで起きても不思議では無い状況下。今一度、労務管理と安全衛生問題はじっくりと取り組む必要性がありそうです。

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