7月15日 天候が悪い時に何をするのか

相変わらず安定しない天気が続いています。昨日の帯広の最高気温は28.6度、今日は朝から強い雨が降っています。
 7月の北海道内は、発達した低気圧の相次ぐ通過で平均の降水量は道内平均で2倍を超えていると今朝の道新の記事。
 
 もちろん降る雨を抑える事は出来ませんし、多少の干ばつ程度ならそれなりの対処法はあるのかも知れませんが、このような年こそ日頃、畑に対して何を行ってきたかがはっきりと分かれます。
 しっかりとした土壌は適度な排水性と保水性を持ち、また低温に対しても適度な保温性を持つなど、ちゃんと干渉能力をもっているものです。
 このような天候の年にはっきりと個人差が現れます。
 
 良い土壌を作る事はお金も時間も掛かりますが、常日頃からそれを基本に考えながら営農を行う事が農業そのものではないでしょうか。
 大規模な農業で機会には惜しみなく投資をするのに大事な生産基盤である土壌に対して投資を行っている方が少し少ないように思います。

 昨日は、帯広市の(有)中藪農園さんからブドウ糖を頼まれ納品をしてきました。
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 最近の日照不足や低温などで作物に活力を与えるために即効的な養分供給をおこなうためです。
 仕入先の動物用医薬品の会社からは畑作農家で使用すると聞いて驚いていましたが、なるほどと感心していました。

 雨が多い気温が低いのは皆さん同じ条件です。その中で今まで土壌に対して何をしてきたのかなどと言う事は、今更我々がとやかく言うことではないことで、多くの農家の皆さんはそのことは分かっているはずですよね。

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