2月12日 生産者だからこそ出来る商品作り

やっぱり今年もSAJに寄付を行って来ました。

口蹄疫の清浄国宣言が出た矢先、石川県でも疑いのある牛数頭が発見されたそうで、お隣の国、韓国でもかなりの感染が蔓延している状況です。北海道は観光と農業で人を呼び込もうということですが、まさか口蹄疫感染国からの観光客お断りというわけにはいかないでしょうから入国時の徹底した防疫体制で防ぐしかないんでしょうね。
 これだけグローバルに世界中からヒトやモノが入ってくる時代の大きな問題です。北朝鮮でも口蹄疫が発生しているようですがこの国は論外ですね。関係者によると口蹄疫が感染しやすくなるのは気温が上がってくるときだそうですから、これから春にかけてが要注意時期になります。

 そんな中、農経部会2月例会が開催されました。
今月は帯広地域雇用創出促進協議会の異分野新規創業セミナーに便乗しました。
講師には同友会の会員でもある白老町の(有)ウエムラ牧場の上村篤正氏を迎えて市場価格に左右されない畜肉品生産のお話を頂きました。
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上村社長は2代目で大学院卒業後、商社勤務を経て当初養鶏業を営んでいた家業を継ぎ和牛の一貫生産に挑戦自ら牛の管理、加工、調理、販売までを行い「上村和牛」ブランドを作り上げてきました。
 講演後は帯広農経部会のメンバーでホルスタインとF1生産の㈱大野ファーム大野社長、短角牛の一貫生産を行っている(有)北十勝ファームの上田マネージャーから、それぞれの経営事例や取り組みについての報告がありました。
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それぞれ和牛、ホルスタイン、F1、短角牛と飼っている品種は違いますが、美味しい牛肉つくりのためのエサの工夫や販売方法などにこだわりを持ち、市場価格に左右されないことは共通でした。

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