8月2日 リン資源の危機

8月になりました。相変わらず天候が安定しません。報道などによると全国的な天候不順で野菜の価格も高騰し始めているようです。
 野菜は取れすぎると品質はよくなるのですが価格が暴落し、取れないと品質は悪く価格も高いという宿命を背負っています。

 今朝の日経新聞によると若者を中心に和菓子回帰が起きているという興味ある記事が出ていました。ここ数年で洋生菓子は生産減、和菓子は増加傾向だそうで、原因としては洋生菓子に比べ価格の手ごろ感、餡などの甘みの分かる安心感、、植物性原料から来る健康志向などが背景にあるようです。

 当然和菓子と言えば原料は”餡”、餡といえば十勝と連鎖するわけで、原料の安全性や安心感、品質の差別化からも一時の中国製品よりは国産原料が見直されています。
 それ故に今年のような冷夏で不順な天候はこれから開花時期を迎える小豆などにとっては今後の天候が非常に気になります。
 
  ところで小豆生産に取って、非常に重要な肥料要素がリン酸です。
先日、私が所属している「リン資源リサイクル推進協議会」からの情報で、日経サイエンス9月にリン資源の危機に関するアメリカの学者の記事が掲載されていました。

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