10月26日 新得地鶏

今朝は、札幌方面はみぞれが降っているようです。平野部でも雪の便りが聞こえてくる時期になりました。

昨夜は、出席皆勤賞を目指している新得地区会が開かれ、今月は2ヶ月に1度のアルコールをやりながらのサホロ大学でした。

「美味しい地鶏を十勝から!~新得地鶏とは、入り口から出口まで~」のテーマで事業の多角化に挑戦中の㈱新得モータースクール武田直幸社長に話題を提供していただき、新得地鶏も存分に堪能させていただきました。

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昭和58年に新得町内に自動車学校を開校しましたが近年の少子化に伴う生徒数の減少から、現在、廃食油を回収しBDFの製造なども行っています。
 新たな事業を模索している中、新得町内にある北海道立畜産試験場が2006年に誕生させた「北海地鶏Ⅱ」を2008年より新得ブランドの「新得地鶏」として事業化に着手しました。400羽からスタートし、現在は3000羽をほどを飼っていますが、今年は北海道や新得町の支援により食鳥処理施設も完成し本格的な販売体制が整いつつあるようです。

早速、新得地鶏を味わいました。
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まずはササミの鳥わさから。
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焼きは、ムネ、モモ、小肉、もしかして一番美味と言われる皮のから揚げ
仕上げは地鶏の鍋から出たスープを用いてラーメン、リゾットまでとお腹いっぱい頂きました。

 率直な感想として、臭みやクセが全くなく、適度な歯ごたえと弾力感、噛めば噛むほどに染み出るジューシーな味わいは、”うまい”の一言に尽きます。
 処理施設も1日ですべての処理を終え、翌日にかけた処理を行わないなど鮮度にこだわっています。
やはり問題はコストで、地鶏であるゆえ飼育日数、飼養方法に一定の決まりがあり結果的には一般に出回るブロイラーの3倍ほどの単価になります。どこの誰に食べてもらうかが一番の課題ではないでしょうか。来月には札幌で開催されるビジネスEXPOにも出展するそうです。

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