《事例37》 令和5年6月 「デントコーンの初期成育の差を感じています」
2023年6月12日
広尾町 有限会社ミックランデーリィ 代表取締役 角倉 輝様
十勝の南端に位置する広尾町で酪農経営を営む有限会社ミックランデーリィ🔗は、先代の角倉光記会長が1997年に隣町の大樹町から13頭の乳牛と共に新規就農し、平成9年に法人化、令和元年に搾乳ロボット4機を備え、地元産材にこだわったオール木造の牛舎を建築しました。現在では700頭を超える飼養頭数となり、広尾町でも屈指の大規模な牧場となりました。
今回は、酪農学園大学を卒業後海外実習も経験し、社長就任2年目を迎えた息子の輝さんにお話を伺いました。
乳牛の改良にも力を入れているミックランデーリィ様、輝さんも先代の光記さんの後を継ぎ、共進会で審査員を務めるなど活躍されています。
社長就任2年目を迎えた輝社長
海が近く夏が涼しい広尾町では、デントコーンの初期成育時の初夏には海からの霧が掛かり、デントコーン栽培には決して良い条件ではない中、少しでもよい飼料を牛たちに食べさせたいという想いから、早くにマルチ栽培に取り組み、現在その面積は70haまで広がりました。
ミックランデーリィ様では、予てより除草剤の生育処理時にアミノ酸を混合していましたが、7年前に唐津酵素BバイタルとAPバイタルをご紹介させて頂きました。すると、気温が低く除草剤散布の適温になりづらい気象条件の中でも、デントコーンの初期成育が安定していることを実感して頂きました。
以来、毎年の除草剤散布時にバイタルを混用していただき、今年で7年目を迎えました。
未曽有の酪農経営を巡る環境変化の中に於いて、安定した酪農経営を目指すためには自給飼料作りが欠かせないと言う2代目社長の輝さん、今後の経営手腕に期待です。