《事例29》令和元年10月 唐津酵素は持っているだけで安心、これからも、はずせない資材
中富良野町でメロン栽培の農業法人を経営している、寺坂農園(株)の寺坂祐一社長は、大正後期に富山県から入植した寺坂家の5代目です。寺坂農園(株)さんは、地域でも最小クラスの3.5haという経営面積に、長さ70~120mのビニールハウスを33棟所有し、31棟でメロンを栽培し、2棟でアスパラガスを栽培しています。寺坂社長は土つくりを第一に考えており、手間の掛かるボカシ肥料を自ら作るなど、おいしいメロン作りには労を惜しまない方です。生産された約3万玉のメロンとアスパラガスは、ネット販売を中心に、お客様にダイレクト販売をされています。
収穫されたメロンと寺坂社長と奥様
寺坂社長が平成27年に出版した「直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家」の略歴にも紹介されていますが「18歳のとき、売上600万円、借金1,400万円という“超赤字農家”の跡を継ぎ、就農後に新しく始めたメロン栽培の規模をコツコツと拡大し、ようやく売上1,200万円に。26歳で結婚し、農業に意欲を燃やすがメロンの価格暴落が始まってしまう。その様な折に周囲の反対を押し切って、国道沿いにメロンの直売所をオ-プンさせ直売を始めた。31歳のときにダイレクト・マーケティングを知り、それを研究して農業との融合を実践、ここから一気に業績が急上昇。8年間で売上を4倍に伸ばし、農業経営としては高いハードルである年商1億円を突破した。経営面積は地域でも最小クラス、北海道でも一番小さな寺坂農園が、ダイレクト・マーケティングを駆使することで圧倒的な売上をあげ続けている。」と記されています。
寺坂農園さんが「唐津酵素 Bバイタル」を使用していただいたのは、平成28年4月からでした。しかし、この年のお盆過ぎに未曾有の台風被害が北海道を襲いました。連続して襲来した台風により河川が増水し、メロンを栽培しているビニールハウス2棟が水没してしまいました。その時の対応の一部始終が「現代農業 平成30年8月号 ~台風・豪雨・猛暑に立ち向かう~」に掲載されており、その中で「自分のメロン畑でメロンが水に浸かっているのを初めて見ました。」と記されています。メロンの根は極端に水に弱い為、一時は「メロンが全滅する」と思ったそうです。しかし、水に浸かりながらも何とか生き残っていたメロンがありました。そこで、弱りきったメロンに対してチッソ成分の分解と樹勢維持を目的に、酵素系植物活性液の「唐津酵素 Bバイタル」と海洋深層水を混用して散布したところ、一時は全滅か?と思われたメロンの約半分を助ける事ができ、この時は唐津酵素に救われたと感じたそうです。この記事の締めくくりに「2016年の4つの台風襲来を振り返ってみて、農業を続けている限り、自然・天候の影響を受けることは致し方ないのですが、あきらめず、最悪を想定し、どこまで準備できるか、対応できるか、やり抜くことが大事だと学びました。いろんなことが起きますが、これからも寺坂農園は農業を通じて自分と周囲の人の幸せを生み続けます。」と結んでいます。
笑顔で写真を撮らせて頂きました、寺坂社長(左)
そして令和元年産より、唐津酵素の使用方法と目的の理解を更に深めていただき、唐津酵素バイタルシリーズの「Bバイタル」「CAバイタル」「MGバイタル」をメロンの成長過程に合わせてご使用いただき、メロン栽培歴26年において一番おいしいメロンが出来上がったとおっしゃっていただきました。寺坂社長からは唐津酵素に対して「これは持っているだけで安心、これからも、はずせない資材」と言っていただく事が出来ました。
寺坂農園(株)さん自慢のメロン