《事例20》平成29年12月 初年度から効果が確認出来ました

2019年4月12日
伊達市上館山町 近江一英さん

伊達市でタマネギ11ha、ビート5ha、緑肥としてデントコーン6haを栽培する近江一英さんは先祖が明治25年にこの地に入植した後、現在4代目として農業経営を引き継いでいます。
10年前まではジャガイモも栽培していましたが、契約先や仲介先と不手際により多大な損失を被り栽培を断念したことが現在の作付けになるきっかけとなりました。7年前からはタマネギの栽培に取り組み、徐々に面積も増やし現在は経営の中の主力を占めるまでになりました。

主力作物が不作であれば経営状態が厳しくなるので、近江さんは様々な情報や新たな技術を積極的に取り入れ努力をされています。
その中で数年前から酵素栽培に取り組み、当時は他社の酵素を利用していました。効果としては玉肥大は良いのだけれども、病気が入りやすく腐敗玉が多い状況だったそうです。
今年からはご縁があって、この唐津酵素お客様の声にもご登場いただいた足寄町の松田和幸さんのアドバイスのもと「唐津酵素」を使用してみることになりました。
今年の春はかつてないほどの天候不順による連日の雨で定植が大幅に遅れ、最後に植え終わったのが播種後90日も経った老化苗になってしまいました。タマネギ栽培の常識では正常に生育もせず肥大もしないと言われている状況の中、特に問題も無く肥大し無事収穫することが出来ました。

初めての「唐津酵素」使用でしたが、近江さんの評価として腐敗量が今までの数分の一に減少したこと、味覚として辛みが少なくなり甘みが増し、貯蔵中の腐敗の仕方が今までと違い腐汁で周囲のタマネギを汚すことも無く、まるで乾いて枯れていくような腐れ方になって行くのが不思議に感じたそうです。

今年は「唐津酵素」取り組み1年目でしたが、まだまだ分からない事ばかりでやっと「小舟」に乗りかかったような感じでしたが、今後とも松田和幸さんのアドバイスのもと「大舟」に乗れるように頑張って行きたいと近江さんは笑って話されました。

近江さん達が取り組んで越冬タマネギが北海道新聞で紹介されました。

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