《事例10》平成28年10月 デントコーンが劇的に回復

2019年4月12日
(有)福田農場

本別町美蘭別の(有)福田農場さんは、肉牛と畑作の複合経営を行っています。代表取締役の福田博明さんが「唐津酵素」は今年が始めての使用でした。民間のコンサルティングを受けながら永年土作りに熱心に取り組み、ようやく理想とする土に近づいてきたと福田さんは言います。

肉牛から出る排泄物を堆肥化し、地域平均よりかなり少量の肥料分で飼料作物を栽培し、飼養する肉牛により良い飼料を給与したいとの考えから「唐津酵素」の使用に踏み切りました。また福田さんは作物の生理として説明を受けた時点で「唐津酵素」は理屈に合っていると感じたそうです。

しかし、今年の6月3日に遅霜の被害に会い、その4日後には画像のように無惨な状況になってしまいました。それでも辛うじて残った株に「唐津酵素」を葉面散布し回復を図ることにしましたが、如何せん今年の6月から7月にかけては未曾有の日照不足と降雨により半ば諦めムードも漂いました。

ところが諦めかけた今年のデントコーンが秋を向かえ劇的に回復したのです。しかも中には1本の茎に俵が3本も付くなど、今年の天候の中では有り得ないことが起きました。これには種子を供給した種苗店の担当者も驚いたと言います。
近年の記憶に無いほどの凶作となった今年の十勝管内では、飼料作物のデントコーンは平年に比べ3割~5割りの減収は当たり前、やもすると収穫時期に畑がぬかるみ機械が入れずに放置された圃場なども見かける中、福田さんのデントコーンは見事な収穫期を迎えることが出来ました。

真剣に取り組んできた土づくりと「唐津酵素」で、この厳しい天候の年のデントコーン作りを終えることが出来たと福田さんは言います。
霜というより凍結に近いほどの被害を受け、その後の日照不足と度重なる台風の襲来でも、生育速度を早めるアクセルペダルの役目をする「唐津酵素」がお役に立つことが出来たのではないかと思います。

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