《事例25》平成31年1月 育苗段階での効果に実感

2019年4月12日
大須賀農場

幕別町美川に入植以来、農業経営を引き継いで3代目となる大須賀次郎さんは、平均経営面積約38haの幕別町において、経営面積約30haの中で小麦9ha、ビート6ha、馬鈴薯3ha、小豆4ha、たまねぎ6.5ha、スイートコーン1haの栽培を行っている畑作農家です。自宅のすぐ西側には猿別川が流れ、河川側の一部の畑からは多くの石が上がってくる環境の中、より良い作物栽培と経営を目指し、試行錯誤を繰り返しながら就農44年目を迎えられました。

特筆すべきは、「10年前から栽培を始めたたまねぎの栽培をきっかけに、今まで以上に栽培に関する勉強に取り組むようになり、何より農業に前向きになれた。」と言うように、勉強を惜しまず厳しい自然を相手に、謙虚な心で農業に取り組む姿勢には感銘を受けます。

大須賀さんは、2年前より「唐津酵素」のバイタルシリーズを、ビート・小豆・たまねぎの育苗等から使用されており、特にたまねぎの育苗では、水管理の際に唐津酵素を葉面散布する事で、作物の反応が良いと感じており、目には見えない「唐津酵素」の働きを実感できるとお話し下さいました。たまねぎの育苗時の基肥は極力抑え目にし、Bバイタルと発酵アミノ酸液であるAPバイタルを混用することで、作物の成長を促して強くたくましい苗づくりを目指しています。平成30年の例年にない不安定な天候を経験し、畑に散布する肥料の量と、土壌中の要素バランスを適正に保つ事が、近年多発する天候不順を乗り切るために非常に重要だ。ということを痛感され、就農44年の大ベテランであっても「1年1年が勉強」だとお話しされました。

大須賀さんは毎年秋になると堆肥を全ての畑に散布し、健全な土壌づくりに注力されており、化学肥料だけに頼ることなく有機物を積極的に使用することにより、植物本来の生命力や、治癒力を引き出してあげるような環境づくりを目指したいと今後の意気込みを語られました。

大須賀さんは、夏はロードバイク・冬はスキーを趣味とされており、冬場は朝6時からジムに通うなど、ハードなトレーニングを通して健康な身体作りを心掛けており、仕事と趣味を両立して充実した日々を送られています。

今後も大須賀さんの更なるご活躍を、作物栽培の面からサポートさせて頂きたいと思います。

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