1月21日 真実を見極める目を養おう

ここ何日か続いた最低気温が20度を切る日が、今朝途切れました。不思議なものでマイナス10度程度が暖かくとまでは言いませんが、明らかに肌で感じる寒さの質が違います。
 
 さて今朝の北海道新聞の紙面から、衣類などで定着しているアウトレットが食の分野でも広がりを見せているそうな。
 見た目の悪い蟹やチリ産の豚丼の具など、ついでに見た目の色や形の悪い農産物なども扱ってくれているのでしょうか。(蟹を主食としている人はそう多くはいないと思いますが?)

 いつも言われている日本の食糧自給率が40%を割り込む現在、食べ物を無駄にしないという観点から見れば結構なこととは思いますが。
 しかしながらモノが溢れ返っている現代、もっと大事なことは本当に必要なモノなのか、そうでないのかを見極める力を養うことではないでしょうか。人間が生きていくためには食料は絶対に欠かすことは出来ませんが、一般に所得が減少していく中、少しでも家計の支出を減らすことは大事なことでしょう。ただその支出の優先順位を考えてみることも大事ではないでしょうか。 携帯電話の通話料金には月に何万円も払うのに、安い食料品を買いあさる姿は異様に見えるのは私だけでしょうか。

 私は宗教家でも何でもありませんが、現在の世の中、我々大人が本当の豊かさや幸福というものを真剣に考えて、それを次の時代を担っていく子供たちに伝えていく必要が真剣に迫られて来ているのではないでしょうか。一人一人がそのようなことを考え行動に移した時、環境問題なども解決できるのかも知れません。

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