3月2日 つくるつなぐいきる食に向き合う

3月に入り、降ってくる雪の質も少し変わってきたような気がします。
タイトルのテーマで、現在、北海道新聞の朝刊に識者に聞く連載記事が出ています。

中国で生産された冷凍ギョーザ事件に端を発し、連日のように食に関わる記事が新聞やテレビを通じ流されています。
 このような事件が起きなくても、常日頃から人間が生きていくための糧である食べ物を選択する視点や、関心は全ての人が持っていなければいけないことなのでしょうが、今の飽食の時代と言われる現代日本においてはこのようなショッキングな出来事でも起きない限り人々に興味を持ってもらうことは出来ないのでしょう。

 高級食材、スイーツ、グルメで視聴率や発行部数は取れても日常の食事では数字が取れない今の報道にも多分に問題があると思います。
 幸いにも?4月から輸入小麦の政府売り渡し価格が30%の値上げになります。様々な食品に価格転嫁の影響が出てくることは必至でしょうし、今後も食料インフレが世界的に進むものと考えます。ますます食べ物に関心を持たなければいけなくなりました。

 人間が生きていくために何が一番大事なのでしょうか?識者の言葉を借りるならば、生活の中での食の優先順位をまさに見直す、そこが問われてきている時がすぐそこに来ているのではないでしょうか?

ページトップへ戻る