今朝の日経新聞によると、流通大手のセブン&アイが農業に参入との記事が出ていました。
三年以内に全国10ヶ所に農業生産法人を立ち上げ、イトーヨーカドー全170店舗に野菜の供給を行うそうです。
生産から販売まで手がけることで食の安全志向に対応するとのことのようですが、それでは今までの仕入れだけでは、安全志向に対応できていなかったのでしょうか。どうもこの手の報道の仕方に疑問を感じます。
一方で農業参入を試みた企業の農業からの撤退が相次いでいるという話も聞きます。
利益率数%を争う流通業界で得たノウハウがどれだけ農業生産に生かされるのか注目したいところです。
将来的には米作も視野に入れるとのことのようですが、新たな日本農業の改革の先鞭になるのかも知れません。こちらも注目です。