1月12日 リュージュ

今朝の最低気温も氷点下15度を切っています。十勝らしい冷え込みです。

バンクーバー冬季オリンピック開催まで1ヶ月になりました。
十勝の町村からはスピードスケート選手が数多く出場します。中でも幕別町出身の中学生選手の高木美帆ちゃんは注目の的です。お父さんが東洋農機に勤めているということもあって身近に感じます。

 しかしながら札幌出身の私にとっての注目競技は超マイナーな「リュージュ」です。
何を隠そう、この私は1972年の札幌オリンピック開催後に結成された札幌リュージュスポーツ少年団の1期生なんです。現在の日本のリュージュチームのコーチは私の小学校の後輩ですし過去にオリンピックに出場した多くの選手たちは私の小学校の同級生や先輩、後輩が多いんです。(何の自慢にもならないか?)何せ超マイナーなマイナーな競技ですから、その競技人口たるや先日NHKでリュージュのそり開発の特集番組の中でも言ってましたが日本は30人、本場ヨーロッパのイタリアでは4万人だそうで、ヨーロッパでは人気の高い冬のスポーツなんですね。

 リュージュとはフランス語で「木のそり」という意味なんですが(確かに30年以上前の少年団のときは木のそりでした)ヨーロッパなどではそりの開発に自動車メーカーがかかわるなど、新素材などを使ったハイテクな技術開発競争に至っているようです。
 先日のNHKの特集番組でも宇宙開発機構が日本のそり開発に参加している様子が放映されていましたが、知り合いの関係者に聞くところによると日本は予算面でも、技術開発でも相当な遅れをとっているようでなかなか世界との距離を縮めることは容易ではないようです。

まあ何はともあれ限られた環境の中ですが日本のリュージュチームには頑張っていただきましょう。

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