昨日の勝毎日新聞紙上で帯広信用金庫が農業事業者向け融資に本格的に参入との記事が出ました。我々同友会帯広支部農業経営部会でも金融機関を招いた例会を昨年より開いてきましたが、今回の参入に関してはむしろ遅きに帰した感があります。地元金融機関として農業が産業の中心であるにもかかわらず全くといって農業融資に対して積極性を欠いてきた事実は否めないと思います。今回は原則無担保の営農用当座貸し越しと営農ローンの二商品であるそうですが、農業経営者に取っても借入先の選択肢が広がる事は大いに歓迎すべき事ではありますが、農協金融と比較した場合かなり厳しい査定が適用されるのではないかと考えられます。