9月10日 牛に触れ合ってO157?

大雪山系黒岳では、昨年より2週間早く初雪が観測されたとか。
北海道の秋は常に冬と背中合わせのようです。

ホクレンが主催した酪農イベントで牛に触れた子供5人が腹痛などを訴え病原性大腸菌O157が検出されたそうです。
 新聞記事の中からだけでは詳細は分かりませんが、とりあえず重症に至らなかったようですが、なんとも複雑な心境になります。

 酪農家の師弟で牛舎作業や仔牛の哺乳などを手伝う子供達は沢山いますが、O157に罹ったなどという話は聞いたことがありません。いや、正確に言うならばO157に罹ったのかもしれませんが、それほど重症に陥ったわけでもなく「何か悪いものでも食ったんだろ」的なことで片付けられ、保健所などへの届出をしていないのかも知れません。

 少し話は変わりますが、先日のNHKテレビの番組で除草剤が効かない「スーパー雑草」の出現が取り上げられていました。
 これは帯広畜産大学の研修の中でパラグアイから来た研修生が言っていた、全ての雑草を除去できる「ラウンドアップ」でも効かない雑草のことでした。

 雑草だって、ウイルス、細菌にだって、彼らにも生命力があります。彼らのいない世界においては人間だって生きていく事が出来ません。共存共栄を計っていくことを考えなければいけないと思います。

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