昨日は、8月としては観測史上最低の気温が稚内で観測されました。
1.5度と言いますから、霜が下りても不思議ではない温度です。
最近の十勝地方も朝晩と急激に気温が下がってきたようです。
夏前の長期予報では猛暑と言われていたようですが、北海道は別なのでしょうか、デントコーンの実入りもあまり良くないという話も聞きました。
ただ幸いなことは、暑熱対策と相まって、暑さがさほどでなかったせいか、高温に弱いホルスタイン牛に対するダメージは少ないようで牛乳の生産に影響はないようです。
しかしながら自給飼料が元来少なく、輸入飼料価格の高騰をモロに受けている本州では酪農家の離農が増加しているようです。
新学期の始まる9月からは、原料乳だけでなく飲用乳の不足も懸念されています。
本当に日本に酪農が必要であるのか否か、結論を出す時期が目前に迫っています。