2月11日 まだまだ上がる穀物価格

今日は建国記念の日、祭日ですがスキーのテクニカル検定を受けてきます。農林水産省農林水産政策研究所が2019年の世界の食料需給見通しをまとめました。それによると新興国などの経済成長と食生活の変化により穀物消費量は07年比で23.8%も増加し穀物価格は31~46%も上昇する見込みだそうです。昨年は穀物輸出国の豊作にもかかわらず今後の飼料価格は下がらないと聞いています。先日も知り合いの飼料販売ディーラーに聞いたところ、次の四半期でも飼料価格は値上げの予定と聞きました。2019年といえばもう10年もありません。完全配合飼料に頼る養鶏や養豚では一部で廃業が出ているとの情報もあるようですが、自給飼料を調達できる北海道酪農ならではの強みを生かした経営に転換を図っていかないと、残された時間はそう多くはないと思いますが。

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