放牧宣言の町、足寄

足寄町は地形と広さを利用し日本で唯一、「放牧宣言」をした町です。10年ほど前に足寄町放牧酪農研究会が結成され、その後も放牧利用酪農を導入する酪農家の数も増えています。配合飼料の原料である輸入穀物が高騰する中、地元の資源を最大限に活用した放牧酪農は今後もますます注目されていくと思います。
 放牧酪農研究会で以前、副会長を務めていた黒田牧場さんのところで放牧酪農の調査をしている、北海道大学大学院の中辻先生にお会いしました。黒田牧場さんのところでは牛の移動距離とエネルギー消費の関係の調査をGPSを使って調べているそうです。20年ほど当社の骨炭を放牧地に使用していただいている黒田さんのPRにより?中辻先生にも骨炭に興味を持っていただきました。

同じく足寄町内の梅田牧場さんのところでも、今年の放牧が始まりました。
牧場主の梅田さんは兵庫県の出身で、現在は採草地も含め70haまで農地を増やしてきました。これからの時代、できるだけ価格の不安定な購入の飼料に頼らず、放牧面積も増やしていく方向です。

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