社長ブログ 肉牛 3月23日 哺育ロボットの活用法 2008年3月23日 肉牛 3月23日 哺育ロボットの活用法 士幌町でホルスタインの去勢の一貫経営を営んでいる国枝さんの牧場では、昨年の12月から自動哺育による群管理を始めました。 最近の酪農・肉牛経営の大型化と自動哺育機の低価格化によって各地で、哺育ロボットによる仔牛の群管理を導入するところが増えています。 しかしながら全ての導入農家で順調に行っているわけではないようで、ある地域においてはせっかく哺育ロボットを導入したのに仔牛のトラブルが相次ぎ全く使用しなくなってしまった所もあるようです。ただ自分のところで生まれた仔牛だけを哺乳する酪農家と、外部から仔牛を集めてきて哺乳する肉牛農家では、特に肉牛農家のほうが難しいようです。 その点の違いを国枝さんと話してみたところ、やはり安易に売り手の省力化というセールスポイントだけを鵜呑みにし、生き物を扱う上での基本的な観察や機器のメンテナンスまで手を抜いてしまっているのが原因のようで、むしろ人間の手で哺乳を行っていた以上にしっかりと観察をしなければならないようで、今まで以上に手を掛けているとのこと、それではロボット哺育機の導入のメリットはというと、結果的にDG(日増体量)が上がって初めて出るのではないかということでした。 国枝さんの工夫で作った、手動で昇降できる屋根、寒かった今年の冬など効果的だったようで始めての冬でも死亡率はかなり低かったようです。 敷料には籾殻を使用しており、とてもきれいで仔牛たちも気持ちよさそうに寝ています。 < 前へ 一覧 次へ > カテゴリ どーでもいい話題 シンポジウム・セミナー ナタネ 中小企業家同友会 中小企業家同友会帯広支部農業経営部会 作物の生育状況 十勝の四季 商品 土作り 地区会 地域 地産地消 天候 帯広畜産大学 愚痴 支部例会 政治 未分類 畑作 社長の日記 私の昼ごはん 競走馬 肉牛 肉骨粉再資源化プロジェクト 肥料・飼料 資源 趣味 農作業 農商工連携 農政 農業機械 農業経営 酪農 酪農学園大学 野球 野菜 食の安全 食料 PTA 年別アーカイブ 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 最新記事一覧 平成30年1月 人を育てる年にしたいと思います 習慣を変えることは難しいのか? 11月12日 今年の天気に思うこと