11月13日 農地法改正

政府の行政刷新会議で行われている無駄を洗い出すための事業仕分けが行われていますが今までに無い試みで非常に興味を持ちますね。
 どのような経過で予算が組まれていたか我々庶民にとっては知る由もありませんでしたから。

 昨日は農地法改正が今後の十勝農業にどのような影響を及ぼすのかをテーマに11月の例会が開催されました。
 北海道農業会議業務調査役の佐藤匡紀氏を講師に迎え農地法改正の概要、農業生産法人制度等について報告をいただきました。

 今回の農地法改正の要点については今までは一人勝するような農家の出現を防ぐ事に主軸が置かれていた制度が小作地の所有制限が廃止された事など農地の賃貸借の構造が大きく変わりそうであるということ。また企業の農業参入へのハードルも低くなる一方、十勝地域においては基本的には今まで同様、農業参入は簡単ではないということでした。
 
 結論的には既存の農業者が規模の拡大を図ったり企業が農業参入する場合は地元農家との信頼関係を築いていなければいけないということなのでしょうね。

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