流通の変化

今朝の日経、北海道経済欄
道内コンビニ大手のセイコマートが農家と連携して農作物の地産地消を進め道外勢との差別化を計っていくらしいです。
 CVSでも新鮮な地元の野菜を売る時代なんですね。

我々農業経営部会有志で4年ほど前から「ふぁーまーずとかち」という組織をつくり生鮮野菜の直売を試みています。昨年からは当時のコープ十勝(現在はコープ札幌に統合)ベルデ店の野菜売り場の一角に「ふぁーまーずとかち」コーナーを設けてもらっています。コープ側によると地元の新鮮な野菜が買えるコーナーを作ると来店客数が15%増えるというデータもあるそうです。実際、昨年はコープサイドも想定していた以上の売上を上げる事が出来ました。新鮮な野菜が安心して購入できるという事は小売店にとってもとても魅力的なことのようです。

 残念ながら北海道は冬があるため、年中を通じて新鮮な農産物を供給する事は出来ません。 家電業界ではメーカー以上に、販売を行っている大手の量販店の方が取引上の主導権を持っているそうです。
 おいしいところだけを流通業者に利用されるだけでなく、流通業者、生産者の双方と、お客様のためになる関係を続けて行く、そのような関係が永く続いていく事を節に願いたいものです。

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