昨日は、北大の相馬先生が主宰する「土作り懇談会」が十勝川温泉で開かれ出席してきました。
以前にも一度、札幌で相馬先生のお話を聞いたことがあり、プラウを使用しない土壌管理法に興味を持ちました。
相馬先生は農業土木が専門で早くから「省耕起」農法を提唱し、北海道内で指導にあたっています。
昨日も全道各地から「省耕起」農法を実践している農家の方が集まりました。
相馬先生が進める「省耕起」を行うための3つのポイントは
1.時速2キロ以下の速度でのサブソイラー作業(これより早い速度で走ると土が塑性を起こしサブソイラーの意味を成さなくなる)
2.収穫物残渣は鋤き込まずに土壌の表面で処理
3.堆きゅう肥の施用(堆きゅう肥の施用は動物の腸内細菌を活用し有機物の分解を促進させる意味と捉える)
懇談会の中では全道各地で畑作、野菜以外の牧草地などでもプラウ反転を利用しない更新方法が報告されました。