7月に入ってから、ほとんど日照がありません。十勝管内でも北部の山沿いでは毎日のように雨が降っているようです。先日、和牛の繁殖経営農家の方は肉牛向けの牧草の収穫さえ、ほとんど手をつけられない状態だと言っていました。
九州南部や本州の一部でも局地的な豪雨の被害が出ているようです。梅雨のない北海道などという表現も最近は当てはまらなくなってきました。
芽室町の農業試験場の横をよく通るのですが、小麦の試験品種の生育の違いが目に付きます。
これだけ多くの品種の中から、また次の新たな品種が誕生してくるのでしょうね。
今年から販売を始めた「十勝ナタネ油カス」一般の家庭菜園向けだけではなく、化学肥料の使用を抑えた特殊栽培などでも使っていただいています。
幕別町相川の苧坂さんでは、特別栽培の玉ねぎに使用してもらっています。手前がナタネカスで化学肥料を押さえたものです。生育的には全く問題はありません。苧坂さんは幕別町の直売所「トマトハウス」の代表も努めており、同友会農経部会の若手のホープでもあります。