今日は平年より気温が高く暖かい日になりましたが、明日から11月、二月ごとのカレンダーでは最後の一枚となります。
昨日は、岩見沢市北村の濱本農園さんで開催された「第1回ECP土づくり農業経営サロン」に参加して来ました。
濱本農園代表濱本壮男さんから、経営概況の説明からスタート!
講師はこのプロジェクトメンバーである帯広畜産大学土壌学の谷先生、この地域の土壌特性について説明。
畑に穴を掘り、断面から土壌特性を調べます。早速、土壌断面から見るこの畑の特性についての講義が始まりました。昔、石狩川の氾濫によって出来上がった泥炭地帯のため、国の事業により大掛かりな客土が行なわれてきました。泥炭層は水分を多く含み有機物を分解する微生物が少ないため、川の氾濫によって堆積したヨシやハンノキなどの木片がたくさん出てきます。
圃場での現地研修終了後、場所を近くにある環境改善センターに移動し、今度は座学の時間です。
今回は泥炭とどのように付き合うかというのがテーマでしたが、各々の圃場がどのように形成されたのかを知ることの重要性を学ぶと共に、そこから得られた結果を元に今後の作物生産にどのように役立てていくのかが農業経営にとって、とても重要であることを再認識しました。