7月18日 価格競争より価値競争

3連休は雨のスタートとなりました。明日、帯広の森野球場で開催予定のパ・リーグ公式戦、日本ハムファイターズ対西武ライオンズの年に一度の公式戦もかなり厳しいかもしれません。
 夏の甲子園出場を決める高校野球の南・北北海道大会もはじまりましたが、初戦から優勝候補が敗退し、今年の夏の大会はどこが勝つのか最後までわからず全ての出場校にチャンスがあるのではないでしょうか。月並みな言い方ながら野球は”ゲームセット”になるまで何が起きるか分かりません。全ての高校球児にエールを送りたいものです。

 昨今の経済危機や所得の減少に伴い、低価格志向の様相はますます強まる傾向です。しかしながらこのまま低価格競争がエスカレートを続けるとこの行く末はどうなるのでしょうか。
 私も一消費者の立場から言えば、同じものであるならば安いに越した事はありません。
我々の販売している農業生産資材であれば、なおさらの事、農家の方の生産コストの低減に結びつく事は言うまでもありません。
 
 所属している中小企業家同友会の勉強会で、ある流通企業の社長が価格競争はいずれ自己の利益破壊につながり事業の存続すら危うくなる、適正な利益を確保しながらより事業の価値を高めて行くことこそが中小企業の生き残る道ではないのだろうかと力説されていました。
 全く私も同感でした。価格だけであれば資本力の大きい所にかなうわけがありません。

 低価格が全て良い事であるかのように揶揄されてる時代ですが、価格だけではなく商品や企業価値そのものを高め、お客様の理解を得ていく努力こそが求められているのではないかと最近、強く感じます。

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