4月5日 ゆとりある経営

4月に入り気温はすこしづつ上がってきていますが、畑の雪解けが意外と進んでいないような感じがします。

先日、豊頃町で畑作経営を営んでいる永原農場さんの奥さんの趣味の部屋を見せてもらいました。

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組み立て式の可愛らしい木の小部屋です。

その中には
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正式な名前はわかりませんが永原さん曰く「カントリー人形」と言っていました。
どう見ても素人技には見えません。知り合いから売ってほしいと頼まれたり、展示に使わせてほしいとの依頼もあるそうで現在はそのほかにもステンドグラスの技術を習得中だそうです。

永原農場さんは現在50ヘクタールの畑作経営で娘さんばかりで後継者がいなかったのですが大阪の美術大学を卒業した娘さんが10年ほど前にお婿さんを連れて戻り、現在では永原農場さんの跡継ぎとなるべく修行中です。
現在の機械体系で80ヘクタール程度までの経営は可能という永原さんですが、生活も仕事も充実しているようです。

昔、次のような話を聞きました

   ・農業経営に必要な3つの”ゆとり”

     1、経済的なゆとり
     2、労力的なゆとり
     3、精神的なゆとり

この3つのゆとりのバランスが取れないと経営も持続できないし後継者も生まれない、最近の流行言葉でいう「ワークライフバランス」って
やつですかね。

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