1月7日 あと1年

今日は7日、松の内も今日までということでお正月気分も今日で終わらなければいけませんね。

今が夏の北半球、近年は干ばつによる農作物被害が伝えられていたオーストラリアですが、今度は大雨による洪水だそうでまたまた農作物や石炭など輸出に大きな影響が出そうとのことで季節に関わらず異常な気象が続いていますが、そのような状況下年明け以降、連日のように
 TPP問題と国内農業の問題が新聞紙上を賑わせています。しかしながら食料の安定的な確保と国内産業の空洞化を防がなければいけないという両面の問題を解決する道はなお険しそうです。

ところで1年後の来年の1月に何が変わるかご存知の方はいますか?

2012年1月までに新たな若令のBSE感染牛がこのまま発見されないければ日本は晴れて?BSE清浄国になります。それは結構なことなんですが問題はBSE感染牛発見以降継続されている国の肉骨粉適正処分事業の行方です。

 現在のところ国は処分のために肉骨粉製造費用、焼却費用を負担していますが、国としてはBSE清浄国宣言と同時にこの事業も中止し、肉骨粉の肥料としての流通再開を目指したかったようですが内閣府の食品安全委員会からは反芻動物の肉骨粉の流通再開は認めないようで、この問題解決までの時間もあと1年です。BSE感染牛発見までは肉骨粉は肥料や飼料原料として使用されていましたがその後、流通は全面的に禁止され、段階的に現在はトリ・ブタ原料の肉骨粉の流通は飼料原料として流通が再開されています。

 牛肉を消費する以上、必ず排出されると畜副産物の再資源化も真剣に考えなければいけないと思いますが?

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