8月5日 土作りの大切さ

昨日は、久しぶりの夏らしい日でした。とは言っても帯広の最高気温は26.7度、真夏にしてはちょっと物足りない気温ですが。
 ある農家さんとの会話の中で「太陽さんのありがたみを感じる」と言っていた言葉が印象的でした。間違いなく天候に左右される農業ですが改めて太陽の光がいかに大事かと言う事を、再認識させられる年になりそうです。

 昨日は鹿追町のにしかみ経営組合さんで小麦の収穫状況を見てきました。
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一枚14haもある小麦畑です。今年から当社の葉面散布用リン酸カルシウム「AP325」を本格的に使用してもらっていますが、倒伏はほとんど見られないようです。
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上原組合長の右側が昨年から撒き始めた新品種「キタホナミ」、左側が従来からある「ホクシン」です。登熟の違いから色の違いがわかるかと思います。
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やはり受粉期の天候不順から不稔粒が見られます。平年の20%程度は減収になりそうとのことでした。
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刈り取った小麦は、上左の水分計で測定しながら、適正水分まで乾燥し農協へ納めます。

不順な天候が続いている状況ですが、上原組合長は5年ほど前から有機物(堆肥)投入を積極的に行ってきており、土作りの重要さがこのような年になればなるほど明らかな差となって出ると言っていました。

余談ですが、にしかみ経営組合さんといえば、やはり”蕎麦”です。うまいです!

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