2月8日 義務教育と地域の中小企業

いやぁー、「ホネまで愛して」読者の皆さんゴメンンサイ。1週間のご無沙汰でした。前回の更新以降、突然サイトが表示されなくなり多くの方からご心配のメールや電話を頂きました。中には児玉ヘルスは無くなったんじゃないかなんて。

 実は昨年、プロバイダーを変えメールアドレスも変更したことをレンタルサーバーの管理会社に変更登録していなかったんでね。基本的にはドメイン使用料金などの請求書は見逃すことは無いんですが、そのメールすら、どうも迷子ちゃんになってたみたいで結局期限切れでサイトが閉じられてしまったというわけでした。

 早い話が公共料金の支払いを忘れていて、電気や水道が止められたようなもんでした。以後、気をつけます。

 結構、マメにブログ更新をしていたのでさすがに1週間ブログの書き込みをしないと結構ネタが貯まるもんですね。

 先日は同友会帯広支部の35周年記念の講演会が開催されました。地域に密着した中小企業にとって、その地域に育つ子供達の教育は決して他人事ではありません。教育問題は、地域中小企業と深く関連するということで「地域の未来を担う子供達の「力」をどう育てるのか」を考える機会になりました。
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2004年同友会帯広支部は帯広市に対して「学校選択性の導入を求める教育提言」を提出しました。そこで今回の記念講演はすでに学校選択性や小中高一貫教育を導入し教育改革を実践している東京都品川区教育委員会教育長である若月秀夫氏を招きました。
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学校選択性の導入時、かなりの批判も寄せられたらしいですが、結果的に選択性を求めて品川区に移り住む家庭が増え人口が増加したそうです。評価の高い学校に児童生徒が流れ入学者が少ない学校があるのも事実のようですが、むしろ教員の目が行き届きやすい少人数学校を望む保護者もいるそうです。
 また学校選択性が始まって地域の学校を守ろうとする地域住民の機運がかつて無いほど高まる結果にもなりました。

 若月教育長自身も校長経験者で学校そのものがかなり独りよがりの部分があったと話しました。
また品川区では大手企業の協賛を受けて小中学生に対し意思決定に必要な資質を育て能力を身につけさせるための社会認識能力・将来志向能力育成プログラムというものを行っています。
 
 同友会帯広支部でも高校生を対象としたインターンシップ事業を行なっていますが、この品川区の小中学校から経済・経営・生活設計の体験学習を行う取り組みはスゴイものだと思います。
 体験後の学習効果としてあいさつや言葉使いの大切さ、親の職業に対する興味や仕事をするということの大切さが子供達にとても強く印象に残ったという報告があり、何のために勉強をするかということの意味も理解できたのではないかと思います。

 さて明後日は、東部十勝農業士会の総会が開催されそのときにちょっとした講演をすることになりました。「これからの農業経営をどう考えるか」~地域資源の活用法~のテーマなんですが、まあ、いつもこのブログで書いてあることが中心になると思います。明日は農経部会の例会で一杯飲まなければいけないので?今日中に資料の作成をやってしまわなければ!

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