11月5日 平年より2日遅れ

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今期一番の寒気が入った4日、十勝の平野部でも平年より2日遅れの初雪となりました。

 しばらくブログの更新をサボってしまいましたが、この間にもいろいろなことがありました。
米国発のサブプライムローンに端を発した金融不安は留まるところを知らず、日本国内の輸出産業も軒並み業績の下方修正を余儀なくされているようです。
 以前、あるエコノミストが、所詮、日本の輸出産業はアメリカ人の借金をしてまで浪費する経済に支えているのだと発言していましたが、正しくその通りになってしまっているようです。
 先日のテレビの報道番組でアメリカ人のカードローン破産が急増していると言う特集を放映していました。今までお金に関してタブーとされていた教会が、信者のために「得られた収入の中で生活をしなさい。」と説教をしていました。やはり、最近のアメリカはどこかイカれているようです。またそのような需要を当て込んでいた輸出企業も少しイカれていたのでは?

 昨晩は、永年の取引先であった酪農家さんのお通夜に行ってきました。死因は悪性リンパ腫で、なかなか治療の困難な病気でした。昨年の夏に発病して以来、一時期的には回復したように思われたのですが、最近になって転移が発見され、再入院闘病の末、53歳の人生を閉じられました。あまりにも早すぎます。
 残された家族は奥さんと3人の娘さん達で、娘さん達はそれぞれ社会人として独立されてはいますが、一家の大黒柱を失う家族農業経営の大変さを感じます。決して私も他人事とは思えずわが身に置き換えて考えなければいけません。

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