明けましておめでとうございます。と、言ったところで今年の経済情勢に関しては、おめでたくない年のスタートが切られたというのが現実でしょうか。
正月の間に、何冊かの本を読みました。
一冊は、中藪農園の中藪さんに進められた、「学問のススメ」 読んでみて、改めて勉強することの大切さを実感しました。
最近、話題の五木寛之の「人間の覚悟」を読んだついでに、読んだ「鬱の力」が意外と面白かったです。
日本の戦後から高度経済成長期を経てバブル期までを「躁」の時代とするならバブル崩壊後以降を「鬱」の時代と定義し、金融危機に端を発したこれからの「鬱」の時代をどう生きていくのかが問われる時代に入ったと言うのです。
年の初めのスタートに「鬱」などと思われる方もいると思いますが、経済成長がプラスを前提とした「躁」の時代と、横バイもしくはマイナス成長の「鬱」の時代に我を見失わずに進んでいく一年にしたいものですが、さてどんな年になるのやら。