1月8日 明日の食料が大事?安全安心が大事?

  正月休みが明け、慌しい1週間があっという間に過ぎようとしています。

投機マネーの流入により異常な高騰を示していた飼料穀物価格が下落し1月から家畜用の配合飼料価格の値段も下がってきました。配合飼料価格は4半期ごとに価格が改定されますので、次の4月からも更なる価格の下落が予想されます。
 
 今朝の北海道新聞に農水省が米国から輸入されるトウモロjコシに未承認の遺伝子組み換え原料(GM)が含まれていないかどうかの輸入検査を昨年末で打ち切っていたとの記事が出ていました。

 遺伝子組み換えの安全性に関しては、クロなのかシロなのか、私自身もその答えは持ち合わせてはいません。
 農水省曰く、「米国側の検査機関の信頼性は高く同様の検査を日本で行う必要はない」とのことらしいが、アメリカってそんなに信頼の置ける国なのかって根本的に思うんですが。

 ある面GM技術ってのは国家的な戦略にも類するような技術であるでしょうし、爆発的に増加する世界の人口を支えてていくためには、必要な技術なのかも知れません。
 
 ただ、「GM原料は使用していません」と言うワードを売り物にして事業を行っている方たちにとっては、独自の原料検査をするなど、頭の痛い問題がまた一つ増える事になるのでしょうね。

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