最近のコマーシャル

久しぶりのまとまった雨が昨日から降り続いています。乾ききっていた畑には良い雨ではないでしょうか。
 農経部会の総会も無事終了し、新年度がスタートしました。今年は7月にアメリカ農業視察やばんえい競馬場での収穫感謝祭の開催など、多くの事業が予定されています。

 最近、気になるコマーシャルがいくつかあります。一つは某大手流通業の商品価格の値下げ広告、いきなり「私たちは間違ってました・・・」で始まるやつと、もう一つは某酪農団体の「国産100%ありがとう・・・」ってやつです。
 間違ってたから反省して価格を下げますというなら、どれだけ儲けすぎていたのか教えて欲しいもんです。結局は仕入れ業者や製造元に無理なコストダウンを押し付ける程度が落ちでしょう
 自虐的な宣伝広告で同情消費でも期待しているのでしょうか。

 一方、某酪農団体のコマーシャルに関しては、この業界に関わるものとして、外国から大量の飼料穀物を輸入、給与してから「国産100%」って何のこっちゃって感じです。
 確かに生乳に関しては現実的に輸入は今のところ出来ないですから、製造だけは国内ですがその生産を支えている原料はどこのもんだって言いたいですね。
 こんなコマーシャルで伸びない飲用乳の消費量を伸ばそうってことなんでしょうか。
 
 先日、ある広告関係の人間との話の中で最近のコマーシャルについて、広告業界自体の感性が狂っているとの話がありました。
 最近の世の中、様々な宣伝広告があふれていますが、くれぐれもそのような宣伝広告にはダマされないようにしなければいけませんね。

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