7月~9月期の配合飼料価格の値上げが発表されました。
メーカーによって若干、差はありますがt当たり1200~1300円ほどの値上がりで1年間連続しての値上がりです。
原料価格や海上運賃の上昇が主な原因のようですが、今後も下がる要因はなさそうです。
自衛策として自給飼料利用率を上げる事はもちろんの事、食物残渣の活用なども考えられるが、以前、こんな話を聞いたことがあります。ある外食店を経営している企業で食べ残された残渣の有効な活用を図ろうと農業経営に乗り出し、肉牛にその残渣を飼料化して与えようとしたところ、行政機関から待ったがかかったそうです。飼料安全法の中の肉類を含む食品残渣を反芻動物の飼料として与えてはいけないということが理由だったそうです。
もちろん食品残渣のなかの肉類だけを分別することなど出来るはずも無く結局、肉牛を飼う事は断念したそうですが、人間の食べ残した肉類ってそんなに危険なものなんだったんですかね。