7月13日 オホーツク支部農業先進地視察研修 その2

津別町有機酪農研究会の視察報告をします。
同会会長の山田照夫さんの牧場を訪問させていただきました。
 明治乳業からの提案で、日本で始めてのJAS有機の認証を受けた5戸の生産者の生乳からできています。
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山田牧場さんは、総飼養頭数94頭に対して、経営面積は30haほどですので決して粗飼料が十分に確保されているわけではないようです。
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輸入物のオーガニックルーサンを使用していました。ちなみにkg当たり
150円するそうです。
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山田牧場さんでは「ゆう水」により、尿を曝気し、堆肥化促進や牛床に散布し消臭対策などの利用をしています。

 化学肥料や除草剤の使用が出来ない有機肥料だけでの飼料栽培のお話の中で興味があったことは
デントコーンや牧草の収穫量が永年の土作りにより、慣行栽培より高いことと、その中身でデントコーンなどは、慣行栽培では4度ほどしかならない糖度が12度にもなるということでした。当然、嗜好性の高い良いサイレージが出来るはずです。これは肥料価格の高騰状況下で参考になります。
 
 大手乳業メーカー主導で行われている生乳処理の中での少数アイテムのせいか、高温殺菌処理を施されているということが、ちょっと残念に感じました。

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