今年度実施される国の肥料高騰緊急対策事業の導入に伴い、当社も前年度の納入証明書や今年度の予約注文請書の発行依頼が相次ぎ作業に追われています。
肥料価格の高騰対策に生産現場が苦慮する中、先日、広尾町の小田さんのところで話を伺って来ました。
小田治義さんは、その素晴らしい経営内容により、様々な表彰を受けていますが、昨年の肥料使用金額は35ヘクタールの経営面積でわずか10万円、入植当初100万円を超えていた肥料代が近年は10分の1以下になっているそうです。畑作経営では無理だと思いますが、これが出来るのが酪農経営なんです。小田さんのところに肥料価格の高騰の影響は全くと言って良いほど関係のない話のようです。