8月18日 協同の力

盆休みも終わり、昨日から仕事を再開しました。
相変わらずどんよりとした天候が続いています。以前だと、北海道は盆を過ぎるとさわやかな秋風が吹き始めると言われましたが、今年に関しては、近年のような残暑を期待したいところです。

昨日は、広尾町まで言ってきました。
広尾町の港では、来年の秋を目指し、日本国内でも有数であろう配合飼料工場の建設が進められています。
img_0255-w800.jpg
総投資額は140億円になるそうですが、地元への経済波及効果はどれほどになるのでしょうか。

広尾町は十勝中央地帯と比べると積算温度が低く、JA広尾町も作物栽培より酪農主体の農協で当社も永い取引をさせていただいています。
 
ここJA広尾町には組合員有志が集まって結成された「20日会」と言う組織があります。結成されてから20年以上になりますが、元々は牛の管理やエサに関する勉強を毎月20日に行う事からこの会の名称が出来ました。
 現在の会員数は広尾町全体の半分ほどになり、数の力を利用し、生産費の中でも大きなウエイトを占める配合飼料コスト削減のために2年に1度、飼料メーカー各社を呼び競争入札を行っています。(もちろん某系統飼料メーカーにも声を掛けていますが?)
一軒だけの酪農家の飼料の使用料だけでは中々価格交渉を有利に進める事は出来ませんが、正しくこれが協同の力と言ったところでしょうか。

 来年、秋から稼動を始める配合飼料工場の影響も十勝全体の畜産において好影響を期待します。

ページトップへ戻る