昨日、札幌にある道立工業試験場の成果発表会に出席してきました。目的は材料関連技術の分科会で「動物骨由来生体模倣材料の開発と応用」という発表を聴くためです。
発表された工業試験場の赤澤敏之さんは、以前(株)リープスの鈴木さんに紹介していただいた方で動物骨由来のアパタイトの研究では第一人者ではないでしょうか。
現在は特に医療利用を目的としているようですが、当社のボーンエース商品群のメカニズム解明にも大変、参考にさせていただいています。
よく当社が用いている「生体親和性」という言葉も赤澤さんから教えていただきました。しかしながら人工的に作られたアパタイトと比較した場合に骨から作られるアパタイトの方がなぜ、生体親和性が高いのかということに関して、「生体によって作られた合理的な材料」という説明をされました。