10月2日 有機農業から自然農業

img_0378-w720.jpgimg_0376-w720.jpgimg_0375-w720.jpg
10月に入りました。今夏の天候不順の影響で遅れていたデントコーンの収穫が各地で始まっています。池田町の中野牧場さんでは平年に比べて2割ほどの減収になるそうですが、原料水分や実入りは悪くないようです。今日で収穫作業が終了し、この後に秋撒き小麦の播種作業が待っています。
img_0380-w720.jpg
十勝管内では数少ないJAS有機認証を受けている帯広市の㈱薮田ファームさんへ行ってきました。
 JAS有機認証を受けているということで、以前は弟さんが経営している養豚場から出る堆肥を活用していたそうですが、現在は全くの無肥料栽培になっているそうです。
 決して養豚堆肥が悪くなかったわけではないそうですが、有機農業を続けてきて堆肥といえども肥料の必要性がなくなってきたと、ご本人は言っていました。
 確かにJAS有機認証だからといって堆肥や有機肥料を必ず使用いなければいけないというものではないわけで、収量イコール、経営の収支が合えばいいだけの話ですよね。
 今のところ収量は変わらないということでむしろ収支はよくなったとのことでした。
img_0378-w720.jpg
雑草の中で作物が育つ、まさにこれが有機農業です。

ページトップへ戻る