6月4日 先人の苦労

鳩山首相ついに辞任しちゃいました。永年に渡る自民党から政権を奪い期待も大きかっただけに残念としかいいようがありませんが、沖縄の基地問題という大きな問題を簡単に解決できそうな約束を掲げてしまったのはいけなかったですね。

 次期総理には菅さんが有望のようですがあまり期待は出来そうもありません。もちろん希望は失ってはいけませんが。

先日、帯広市内の取引先農家のお客さんが自費で出版した戦後開拓の手記を読ませていただきました。何気に読み始めたのですが一気に最後まで読んでしまうほど引き込まれました。

 東京の裕福な家庭で生まれ育ち希望を持っての入植ではあったのですが数々の苦難に見舞われ、お金も底をつき明日の食べ物にも困ったものの些細な楽しみや家族とのふれあいなど当時の状況が手に取るように綴られています。
 
 時代が違うと言ってしまえばそれだけかも知れませんが、モノに囲まれた当時から見れば一見裕福な時代だからこそこのような先人の苦労は後世に伝えていかなければいけないかも知れません。

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