1月20日 EMボカシ

ここ数日、日中の気温がプラスになり何となく春の陽気を感じます。ただ道内の日本海側では大雪の影響による事故や建物、ビニールハウスの倒壊などが出ているようです。少雪から一転して大雪とこれも異常気象の一つなんでしょうか。

当社の取り扱い商品にEMフィードというものがあります。米ぬかをEM菌(有用微生物群)で発酵させたもので通称EMボカシなどと呼ばれていますが、主に肉牛農家の方に使用していただいています。本州の方ではEM牛などのブランドで販売されている事例もあるようです。

芽室町にある障害者施設「柏の里めむろオークル」では15年ほど前より障害者の人たちの作業によりEMボカシを製造し、町内などを中心に生ゴミ処理や家庭菜園用に販売を行っていてリピーターも多く人気の商品になっています。
ここの施設課長の勝俣さんとは古くからの知り合いで先日伺ってきました。
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こちらでは米ぬかや籾殻を原料に1ヶ月ほど時間をじっくりとかけてボカシを作ります。
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24℃に保たれた熟成庫で嫌気性発酵を促します。
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乾燥させて出来上がったEMボカシ、甘酸っぱいいい香りがします。
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EM菌というのは沖縄琉球大学の比嘉先生が作ったものですが、一時ブームになりその後、様々な事情により賛否を巻き起こしたようですが
なんだかんだ言っても当社の取引先の肉牛農家の皆さんからはいいものとの評価を受けています。
農業資材もいろいろなモノがありますが、永く続いている商品というものは最近流行の言葉曰く「何か持ってる」んですね。

これから「十勝ナタネ油カス」のボカシ作りの試験を「柏の里めむろオークル」さんで始めることになりました。
うまくいけば施設に通う人たちに仕事をしてもらいたいと考えています。

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