《事例28》平成31年4月 とにかく初期成育の違いを感じました

2019年4月26日
とかち村上牧場

十勝管内上士幌町清水谷にある「とかち村上牧場」さんは当社と30年ほどのお付き合いをさせて頂いています。村上智也さんは三代目で現在副代表を務めています。

現在、経産牛550頭、搾乳頭数420頭、そのうちFS牛舎で180頭、村上牧場さんの特徴である60頭繋ぎ飼い牛舎5棟で合計240頭の搾乳を行っています。
この繋ぎ飼い牛舎では飼料の調整供給は村上牧場さんが行い、1棟当たり一人から二人の従業員が給餌、清掃、搾乳を行い将来、新規就農出来るだけの技能を身に着けてもらう言わば研修牧場の様な形態です。

自給飼料は牧草地80ヘクタール、デントコーン40ヘクタールほどで、圃場は地元の上士幌農協が運営するコントラクターに任せていますが「唐津酵素Bバイタル」は3年前よりデントコーンの茎葉処理時の混入から始めてご使用頂き、その時から周囲と比較して明らかに初期成育の違いを感じられたそうです。
ここ近年は極端に偏った天候が続いていますが、コントラクターのオペレーターからも村上さんのデントコーンの生育は常に他の圃場と違うと言われ、昨年収穫されたデントコーンサイレージの飼料分析の数値も地域平均よりデンプン価で20%ほど高い数値が出ました。現在、村上牧場さんの圃場では農協が運営するバイオガスプラントから出る消化液を利用しており、今後は石灰の投入も積極的に行って行くとの事です。
また、お父さんの代よりいち早く規模の拡大を進めて来た村上牧場さんですが、三代目の智也さんは、これからは新規就農出来る人材を数多く育て、少しでも地域の酪農家戸数の減少に歯止めをかけたいと熱く語られました。

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