《事例17》平成29年10月 使用初年度から変化を感じています

2019年4月12日
(農)東瓜幕協和生産組合

十勝西部鹿追町にあるカントリーホーム風景さんは、1963年に設立された(農)東瓜幕協和生産組合が乳製品加工を始めた2000年に作られ、カフェやドッグランも併設し、夏場の観光シーズンは大勢のお客様が訪れます。

近年でこそ6次化などと表現されますが、十勝地域においても自社原料からの加工、販売においては先駆け的な存在であり、また経営面においても過去には酪農業界では名誉ある「宇都宮賞」も受賞されており、名実ともに立派な経営を実践されています。

現在、260頭の搾乳牛から生産される自社牧場の新鮮な生乳から飲むヨーグルト、ソフトクリーム、プリン、アイスクリームなどの製造販売を行っています。

代表の清水智久さんは、当然のように質の高い乳製品を製造するための原料である生乳生産にはこだわりを持っており、乳牛達の主食である粗飼料(牧草、飼料用トウモロコシ)作りが大事であり、より良質な粗飼料を確保するために今春より40haのすべてのデントコーンと90haの牧草地の一部に「唐津酵素」をご使用して頂きました。

できる限り除草剤なども減らしデントコーンを栽培してみましたが、雑草の抑制にも問題は無く「唐津酵素」が全ての原因とは言い切れませんが、今年9月の台風18号の襲来で地域に多くの倒伏被害が出たにも関わらず、東瓜幕協和生産組合さんの圃場は全く問題は無く、近辺の方々から不思議がられたそうでサイレージの開封にも期待が持てます。

また「唐津酵素」を散布した牧草地では、未散布の草地と比較して3番牧草の収穫量に明らかな差が現れ、清水代表も驚かれていました。
ただ「唐津酵素」の散布は近所の畑作農家さんに作業を委託していることもあり、春耕時期と重なり、今春は全草地に散布することは出来ませんでした。そこで今年の結果を踏まえて秋の防除時期に合わせて散布を行う予定です。
まだ使用初年度ですが「唐津酵素」は経費の上乗せもなく、また面倒な作業も無いので今後とも継続的に使って行きたいと清水代表は話されました。

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